救世主が私たちに求めていること

 

今、天変地異の兆しが始まっています。

国が支援しなければならない事は、何なのか。

どうすることに価値が有るのか。

 

自然を汚し破壊して、目先の経済的利益のみを求め、利害関係を絡ませながら儲かるために人間を大事にせず、人間が奴隷や機械のようになって協力しているという企業が有ります。物質経済の上に心を置いた企業でなくてはならないのです。

 

地球は、神様(大自然の意識)から無償で借りているのであり、勝手に土地の奪い合いをしているのが不思議でなりません。今は、私利私欲をむさぼるような経済優先の時ではなく、また戦争をして平和の前進もないのであり、自分の立場だけで決めて調和していると思い違いをしています。

なにとぞ、富豪や政治家たちは意識を変え、自然の法に照らした認識を持って資金を提供し、実践することを願います。

 

今から約45年前、ある人物が本を出版し、講演等を通して警告し、どのようにすればいいのかを人々に伝えてきました。しかし経済優先で天変地異の警告を先送りにしてきたのです。警告をしてきた専門家やメディア等もいます。そして現在も報導を続けています。

 

動物や植物などと生活をしている人は知っていますが、彼らには感情や言葉があり個性を持っています。その動物や植物等は生命を投げ出して私達の体をささえています。

一般的には、彼らの言葉を受け取ることは難しい状態で、彼らは行動することによって伝えようとします。地球も同じでありますが、地球は体が大きいので災害に見えてしまうのかもしれません。私達は、日常生活において忍耐も限界があると体験している人もいます。

いつまでも人間だけの都合に合わせていられないのです。自然災害だから仕方がないという考えではなく、私達の心が自然と調和することを目的として実践するならば、自然をコントロールすることが出来ることを知っていただきたいのであります。

 

生物(人間、動物、植物等)は、月や太陽から影響を受けて生きています。

その月も太陽も人間に創造することは出来ません。なおさら宇宙は。

私達は大自然(神の意識)から生かされていることを自覚することです。

信じようと信じまいと神様(大自然の意識)は、存在しているのであり神の心は「なかほど」という調和の大宇宙に流れており、その流れに自分の心が触れるよう努力していただきたいものです。

 

 

原始神道は、大自然の法則をよりどころとして生活するよう説いた宗教であります。原始神道の祭祀の実体は、どのようなものであったか。

現在のように人間や動物等の形を作り、祭って祈ることは無かったのであり「八つの決まり」を日常生活において実践し、心を豊かにすることでありました。

先祖供養は、先祖に物をそなえて拜むことでは無く、肉体を持って生きている私達が、健康で正しく明るい生活をし、家庭の経済が安定するように働くことであり、そうすることによって先祖は安心して、あの世で生活をすることが出来るのです。

形のあるものは祈る対象物では無く、私達の霊魂(意識・心)は皆、兄弟であり、地球は一つの国となり、宗教も一つでなければならない。真の宗教は宇宙どこへ行っても通じる教えで、自然と衆生が調和することであります。

 

 

救世主が私たちに求めている事は、心の在り方(自然の環境を管理し、自然と人間の調和を考え、欲を出さない生活をする)を実践する事と、大自然の意識(神)の存在を認めることであります。

 

                             2015年10月

                                橘 掬